とでんMission
Toden Mission
#25
初心者も気軽に
楽しめる写真教室
首都圏を中心に全国各地で写真教室を開催している
カメラマンの山中菜摘さん。三ノ輪橋停留場周辺を
楽しく撮影しながら、プロの技術を伝授してもらいました。
三ノ輪橋停留場周辺を舞台にした今回の写真教室のテーマは、「写真にしか見えない世界を切り取る」。レンズを通してみる世界には、自分でも気がつかなかった素敵な瞬間がたくさん隠れています。それらを写真におさめながら、カメラ上達のポイントを学びます。
一眼レフカメラを持つのは初めてという朝木さん。設定や使い方などわからないことは先生に直接聞いて、初心者でも安心して気軽に楽しめるのが山中さんの授業の特徴です。「少しの知識で、写真は劇的に変わります」と山中さん。ご自身も6年ほど前までは初心者でしたが、オートモードをやめてみたところ写真の幅が広がり、どんどんカメラにはまってしまったそうです。今回マニュアル露出で撮影に挑んだ朝木さんは「設定を少し変えるだけで写真の雰囲気がガラリと違ってびっくり」と、授業を終えるころにはすっかりカメラ女子に。「アングルを工夫してみると、自分の目線ではなく鳥が見ているような世界が撮れたりしてとても楽しかったです」。三ノ輪橋停留場周辺以外にも、東京さくらトラム(都電荒川線)沿線にはフォトジェニックな場所がいっぱい。カメラを片手に、新しい世界を覗いてみませんか。
講師の山中菜摘さん。
天狼院書店「湘南天狼院」店長として働くかたわら、
カメラマンとしても活動中。
カメラに入る光の量を調整する“F値”について教わる朝木さん。“F値”が小さいと明るい写真になり、ボケを生かした写真が撮影できます。
緑との距離を縮めて撮ると、妖精目線で写したような一枚に。商店街や路地を歩いて撮影に熱中。
地面に近づいて撮り、手前の地面をぼかして背後の緑にピントを合わせた「前ぼけ」を狙った一枚。
撮影協力:ジョイフル三の輪
山中さんギャラリー
カメラのズームに頼らず、自分の足で動いていくことがポイントです。だからこそ見つかる瞬間や風景があれば、まさにシャッターチャンス。三ノ輪橋停留場周辺でもそんな素敵な瞬間に出会えました。
スマートフォンでの撮影ポイント
スマートフォンのよいところは、被写体にぐっと近づけて撮れること。被写体にピントを合わせて接写すると、背景がぼけた印象的な一枚が写せます。
朝木さん撮影
山中さん撮影
Best Shot!
「とても素敵! お花の力強さを感じます。その日1日がどんな散歩道だったのか、思い出せるような1枚ですね」と山中さん。
朝木ちひろ’s eye
被写体と背景の距離を工夫してみたら、ぬいぐるみがお散歩しているように撮れました。
朝木ちひろ Chihiro Asaki
1990年生まれ。女優・モデル。趣味のスキーは、20年にもなる。
街を散策しながら写真を楽しむ
天狼院フォト部なつみ塾!
本の販売をはじめ部活やゼミなどを通して「本の先にある体験」を提供する「天狼院書店」で、フォト部を担当している山中菜摘さんの写真教室。毎回撮影場所とテーマを変えて月2回開催。基本の使い方を覚えて写真を撮るだけでなく、お互いの写真を見せ合うなど楽しい内容が人気。
- 電話番号
- 0466-52-7387(天狼院書店「湘南天狼院」)
- 料金
- 1人3,850円(事前決済制)、定員8名(最小催行人数4名)、第1日曜午前、第4土曜午後開催(各所要約2時間)
モデル/尾花みさと、古桜ミキ(共にABPinc.)
※価格はすべて税込み表記です。年末年始の休業については各施設にご確認ください。
※このページの情報は2021年07月01日時点の情報になります。営業時間等、最新情報は各店舗にご確認ください。