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染めもののある
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#16

染めもののある
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東京オリンピック・パラリンピック競技大会の
公式グッズに採用されている東京染小紋。
匠の技が体験できる
東京染ものがたり博物館を訪れました。

尾花さんと古桜さんの今回のミッションは、東京染小紋の型染め体験。指導してくれたのは、伝統工芸士の浅野さん。東京オリンピック・パラリンピックの公式オリジナルグッズである「風呂敷クロス」も手がけている、大正3年から続く東京染小紋の老舗「富田染工芸」の職人です。

江戸時代に武士のの柄染めとして発達した小紋染めは、精密に彫刻された型紙から生まれる細かな柄が特徴。型染め体験は、生地に置いた型紙の上からヘラで染料をのせていく「型付け」と呼ばれる工程を行います。型付けは熟達に10年かかるともいわれ、「簡単そうに見えて、ムラなく塗るのが難しい」と話す尾花さん。今回は、尾花さんがふくさ、古桜さんはトートバッグの型染めに挑戦。江戸の粋を感じる貴重なひとときを過ごしました。

トートバッグ

型染め体験は、トートバッグ、ふくさ、こぎれ(布の切れはし)の3種類。古桜さんはトートバッグ(ベースは白・黒から選択)をチョイス。


トートバッグの上に型紙を置いて、染料を混ぜた色糊をのせていきます。均一に平らにのばすのがポイント。


仕上がりをチェック。トートバッグの柄は、1月〜12月の各月を代表する日本の花の型紙から、染料は約10色から選べます。


柄と同じ色の染料で最後に自分のサインを入れて、世界にひとつだけの作品に。

歴史を感じる工房で伝統の技に触れる

ふくさ

尾花さんは絹の白生地に型付けをする、ふくさをチョイス。地染めの色は赤、紫、緑から選べます。


浅野さんにコツを教わりながら作業開始。型付けは、塗り直しがきかない一発勝負なので、緊張が走ります。


作業に集中する表情は真剣そのもの。繊細な柄がつぶれないように、力加減を一定に保つのが難しいところ。


ふくさの体験で使う型紙は上品な桜小紋。尾花さんも最後にサインを入れて、思い出を刻みます。


トートバッグは当日持ち帰ることができ、ふくさは工房で地染めをしてから仕立てて3〜4週間後に配送してくれます。名前が入った愛着のある作品で、伝統の柄を暮らしに取り入れてみませんか。

東京染小紋の伝統を伝える

東京染ものがたり博物館

富田染工芸に併設された体験型施設。型染め体験は最初にビデオの視聴があり、東京染小紋の歴史や染色の工程が学べる。創業当時から使用している約12万枚の型紙や、染色に使う道具などを見ることもでき、見学のみの来訪も可能。

住所
新宿区西早稲田3-6-14
電話番号
03-3987-0701
営業時間
10:00~12:00、13:00~16:00
休み
土・日曜、祝日(臨時休館あり)
料金
入館料無料 トートバッグ2,500円、ふくさ4,500、こぎれ2,000円 ※体験は1名~(5名以上要予約)
アクセス
面影橋停留場より徒歩約3分
HP
http://www.sarakichi.tokyo/sarakichi.html

モデル/尾花みさと、古桜ミキ(共にABPinc.)
※価格はすべて税込み表記です。年末年始の休業については各施設にご確認ください。
※このページの情報は2020年01月01日時点の情報になります。営業時間等、最新情報は各店舗にご確認ください。

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